TaroYamada

ゲッタウェイ スーパースネークのTaroYamadaのレビュー・感想・評価

2.5
ジャンルは全て違えど、最近公開された「イントゥ・ザ・ストーム」や「バトルフロント」、「フライト・ゲーム」同様、プログラムピクチャー的B級映画として面白かった、何も考えずに楽しめた

本作のカースタントチーム凄いなぁ…ギリギリのタイミングを計算し尽くされたカーチェイスは見ていて爽快
特にラスト前の明け方の2台の疾走シーンはカットも変わらず、他の車のタイミングが全てドンピシャじゃないとアウトなだけに本当に凄かった

E.ホーク、J.ヴォイトの無駄遣いぶりには驚くが、何とかドラマ部分の数少ない演技で役柄の肉付けがされており、それぞれの存在感は出ていたと思う

タイトルがペキンパー=マックイーンの傑作に似てるがストーリーは全くの別物でリメイクでは無い(リメイクは既にA.ボールドウィン×K.ベイジンガーで成されている)

様々な必然性が希薄で、犯人の主人公に対しての犯行の動機付けなど”えー?”って感じたり、世界征服出来そうな勢いで犯人グループが組織化されていたり…カースタント以外のドラマ部分は突っ込みどころも多々有れど、そこは気にせず楽しむのが良いと思われる