信仰ちゃん

ピラニアシャークの信仰ちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

ピラニアシャーク(2014年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

題名から予想がついてしまいますが、サメ映画の中でも異物とのキメラ系サメです。
サメ映画の中で定番のシチュエーションである、海がなく珍しいスタートとなります。また他のサメ映画で多用される迫力が(主に個体の大きさ)失われていますが、今までにない個体の大きさで概念破壊系映画と言えます。生物学的にどうやって交配させるかなどといった言及は、映画なので野暮な話と思われます。

もちろんピラニアシャークはサメ映画お決まりの謎実験より生まれるのですが、流通が普段は誤って逃がしてしまうといったことでなく、販売によって広まっていきます。ここでも既存のサメ映画との差別化を図っており、ジョーズの人気にあやかろうとする姿勢を崩して来ます。

またストーリーが思ったより丁寧に作られており、他のB級映画とは違った味を見せて来ますのでサメ映画に関心があり、多数のサメ映画を視聴し続けている人からも今までとの違いを実感できることでしょう。

サメ映画に必要な派手な惨殺シーンや、ピラニアシャークが思ったよりビジュアルとして出てこない点はマイナスと言えるでしょう。

途中でピラニアシャークは空中にも出てくるのでサメ映画としては突然の展開で楽しめるものとなっています。