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ザ・ウォークのfootmanのレビュー・感想・評価

ザ・ウォーク(2015年製作の映画)
4.3
東京国際映画祭オープニング作品鑑賞


TIFFオープニング作品ということで、なんとなくチケット購入してみました。でもって、ただ綱渡りした奴の自伝だろうなあ、くらいの気持ちで鑑賞。


なんじゃこりゃあああ!!(笑)
クレイジーで全米が愛した犯罪者の自伝ファンタジー!!(笑)
実話ベースということでリアルな作りというか、シナリオをイメージしていたんですけど、意外と、てかかなりファンタジーな演出も組み込まれていて楽しく観れました(笑)

一方で主人公が実際に綱渡りをするシーンでは、これも予想を遥かに上回る展開で手に汗握るとともに自然と笑顔に、、(笑)

終始飄々としながらも、綱渡りに対しては絶対の敬意を払う主人公。
しかしそのクレイジーな発想には観客もついついツッコミを入れたくなってしまうんではないでしょうか(僕はツッコミっぱなしでした)

完成間近のワールド・トレード・センターを彼が綱渡りすることで、あのビルに対して多くの人が親近感を抱き、本当の意味で「命」が吹き込まれることになった。
そして人々はこの映画を通して今は無き(亡き)あのビルに思いを馳せ、「二重の」感動に包まれる。

立派なエンターテイメント作品であると同時に、ワールド・トレード・センターに捧げた意義のある作品だったんじゃないかなと、個人的には感じました!(キリッ)


にしても本当に綱渡りのシーンは手に汗握る、、文字通りですよほんと。ベタベタ。
大画面3Dで楽しむのが吉!!!
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