ザ・ウォークのヴィンセントのネタバレレビュー・内容・結末

実話。
NYの、建設当時世界一の高さを誇るworld trade centerの屋上で綱渡りを成功させたワイヤーウォーカーのフランス人の話。

フィリップ役を演じたジョセフは、フィリップ本人から綱渡りを指導を受けたそう。
その嘘のない綱渡りのスリリングな演技と、フィリップの熱い想い、その仲間達との人間ドラマが面白かった。

実際はそのビルでの無許可の綱渡りは違法で、不法侵入で逮捕されるも、ニューヨークの子供たちに芸を披露することを条件に無罪放免となった。

バンクシーと同じ、犯罪芸術で捕まらずに食べていけるのはNYならではと思った。
作品の中では、フィリップが綱渡り直後に逮捕された際にビルの関係者達が拍手を送っている。