最初のカメラワークから物語に引き込まれた。とにかくディカプリオの演技が圧巻で主演男優賞取らないわけがないと思うほどの鬼気迫る演技。
壮大な自然と無慈悲の連続の中、無駄なセリフがなく、それを全て演技で見せていて訴えかけてくるものがあった。
最後のカメラ目線からは、私は絶望しか感じ取れなかった。息子も殺され、その仇であるフィッツジェラルドも葬り、妻の幻影も消え去り幹がなくなってしまった。今自分には何も残っていない、今後どう生きていくんだ?という虚無感がこちらにも襲いかかってきた。
なんかもうとにかくすごかったし緊張しっぱなしで観終わったときは疲れたけど、本当に良いものを観たって感じでした。