Miyashita

レヴェナント:蘇えりし者のMiyashitaのレビュー・感想・評価

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)
4.1
アレハンドロイニャリトゥ監督。
そして、主演は本作でやっっっとアカデミー主演男優賞を獲ったディカプリオ!

ついにこの日が来たかと、アカデミー授賞式の日から公開をどれだけ心待ちしたか…!

イニャリトゥも監督賞2年連続受賞!凄い!
去年の「バードマン…」はあんま好きじゃないけど…

本作は「BIUTIFUl」「21g」に匹敵する面白さでした!
作品は長尺だし、結構ガツンとくるので、疲れてる時には見れないな

平たく、息子を殺された親父の復讐の話なのだが、なんと言ってもディカプリオの鬼気迫る演技が凄い!
1時間強くらい全くセリフなかったんじゃないか?
それでも退屈しないし、むしろのめり込んで見てしまうあの迫力ですよ。

「アビエイター」「J・エドガー」でアカデミー獲れなかったのも不思議だったけど、本作は納得でしょう。
今までディカプリオ出演作はほぼ全て見てるけど、ずば抜けてる。

同年にノミネートされた「オデッセイ」のマットデイモンと比べても、比較にならんレベル。

まず、本物のパイソンの内蔵食うのは、もはや演技じゃないしw
あと、担架で運ばれるシーンは本当に高熱出してたとか、ネイティヴアメリカンの言語取得したりとか!

撮影期間はマイナス25℃の中で9ヶ月間も行われたとのこと!

監督が絵面に拘った為に、最も景色が美しい(1日で1.5時間のみ)の中で撮り続けたお陰で撮影期間が伸びたらしい。

あの映像がCGじゃないとは、何とも驚き。
本当に綺麗すぎるからね。

そして見応え抜群なのは、
CG熊vsディカプリオ!
ディカプリオ、よくあんな演技できるな凄いな。全然芝居臭さなかったよ。


映像美と、イニャリトゥ監督の重厚な演出、そして何よりディカプリオの気迫が最高な映画でした。
Miyashita

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