アレハンドロイニャリトゥ監督。
そして、主演は本作でやっっっとアカデミー主演男優賞を獲ったディカプリオ!
ついにこの日が来たかと、アカデミー授賞式の日から公開をどれだけ心待ちしたか…!
イニャリトゥも監督賞2年連続受賞!凄い!
去年の「バードマン…」はあんま好きじゃないけど…
本作は「BIUTIFUl」「21g」に匹敵する面白さでした!
作品は長尺だし、結構ガツンとくるので、疲れてる時には見れないな
平たく、息子を殺された親父の復讐の話なのだが、なんと言ってもディカプリオの鬼気迫る演技が凄い!
1時間強くらい全くセリフなかったんじゃないか?
それでも退屈しないし、むしろのめり込んで見てしまうあの迫力ですよ。
「アビエイター」「J・エドガー」でアカデミー獲れなかったのも不思議だったけど、本作は納得でしょう。
今までディカプリオ出演作はほぼ全て見てるけど、ずば抜けてる。
同年にノミネートされた「オデッセイ」のマットデイモンと比べても、比較にならんレベル。
まず、本物のパイソンの内蔵食うのは、もはや演技じゃないしw
あと、担架で運ばれるシーンは本当に高熱出してたとか、ネイティヴアメリカンの言語取得したりとか!
撮影期間はマイナス25℃の中で9ヶ月間も行われたとのこと!
監督が絵面に拘った為に、最も景色が美しい(1日で1.5時間のみ)の中で撮り続けたお陰で撮影期間が伸びたらしい。
あの映像がCGじゃないとは、何とも驚き。
本当に綺麗すぎるからね。
そして見応え抜群なのは、
CG熊vsディカプリオ!
ディカプリオ、よくあんな演技できるな凄いな。全然芝居臭さなかったよ。
映像美と、イニャリトゥ監督の重厚な演出、そして何よりディカプリオの気迫が最高な映画でした。