凄すぎた…映画館で見たかった本当それだけが心残り………
監督のイニャリトゥはバードマンに続き人の『存在価値』について描いているらしい。
主人公のグラスは仲間の裏切りで目の前で息子を殺される。息子が自分の全てであったが、もはや存在価値を見失う、しかも熊に襲われて身体も瀕死の状態で息子の死体に寄り添い眠る。
このシーンがめっちゃ切なくてジーンときたんすよ…
けれど目が覚め、まだ自分は生きていて、自分の存在価値を復讐で見いだし、生にしがみつきながら、300キロの過酷な道をサバイバルする。
ディカプリオが傷つきまくってもー何回もイテテテテ!!って言っちゃうくらいイテテテなんです…
ディカプリオはほとんどセリフがないのに圧倒的演技力でもーこっち怖くなるくらいすごかった笑
撮影のルベツキさんもすげーんすわ!!!
やっぱちょくちょくある長回しがすごくて、カットを切らないことで臨場感が増してすげードキドキするし、見てて気持ちが切れない!!
そしてカメラが被写体の近くで多く撮られてるからこっちが近くで見ているそんな気分になって余計ハラハラ!!
被写体が水に潜ればカメラも潜って、呼吸とかでカメラが曇ったり、馬に乗って駆ける時もすぐ横で見ているかのようでスゲ〜の一言。
途中の大自然の風景も綺麗なんだけど映画を見ていると若干恐怖にも感じる。
主人公のグラスは生き残る為に、動物や植物、先住民を犠牲にして生き残るとてつもない背景を見せられた…
最後のシーンが印象的で自分たちも沢山の人、多くの自然の犠牲の上に生きているんだ…と実感させられる映画でした深すぎた……
すごい書くじゃん自分と思いながら今日はなにも食えそうにありません笑