三日月ばなな

レヴェナント:蘇えりし者の三日月ばななのレビュー・感想・評価

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)
3.8
『命、燃える限り』
息も絶え絶え、虫の息からの壮絶サバイバル。
大熊、極寒、飢え、部族民、孤独・・・
痛さ、辛さも忘れ、息子を殺された復讐のために怒りを力に変えて、父は何度も立ち上がる。

常人なら10回は死んでるところをディカプリオは、ほぼド根性で死を潜り抜けており、もうこの人は何だったら死ぬんだ?と思うぐらい。
過酷なサバイバルで、観ているだけで体力がいるぐらい緊迫したシーンの連続。
特に熊に襲われるシーンは、リアリティあり過ぎて実際襲われたら・・・と思うと血の気が引いた。
アカデミー賞受賞作に相応しいディカプリオの体当たりの演技をぜひ多くの人に観てほしいと思う。