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悪の掟/魂のレクイエムのmanacのレビュー・感想・評価

悪の掟/魂のレクイエム(2010年製作の映画)
1.5
3部構成の映画。

1.豪邸に泥棒に入って仕事は成功させたものの、分け前を巡って仲間割れを始める男たち二人の物語。
結局、分け前を手にするのは…?

2.深夜に泥棒に入られた女とその泥棒の物語。
女は職をなくして止むを得ず盗みを働いたと言う泥棒に同情的に接して泥棒の気を引き捕らえようとするが…。

3.金だか石油だかを掘り当てて一転大金持ちになった男が株の儲け話を持ちかけられたが、それは彼らの罠だった。
無一文の男が金を取り返すには…。


物語として3つの話に繋がりはないが、全ての話に同じ女が登場してくる。2つめの話の女です。

全体的に盛り上がりに欠け酷く残念な仕上がり。
20世紀初頭が舞台なので、衣装とかセットがなんとなくレトロで、雰囲気はなかなか良かっただけに残念ぶりが際立つ。
話は大して面白くないが、ロバート・ネッパー好きなら、彼を堪能するだけでもまぁよしなのかもしれない。

ネッパーは3つめのお話に出てきます。
ほぼほぼ出ずっぱりなので、ファンの方は是非。
キャスト目当てでないとあまり価値のない映画。
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