Tae

デビルズ・ノットのTaeのレビュー・感想・評価

デビルズ・ノット(2013年製作の映画)
3.5
予告編で見て気になって鑑賞しましました☆
これが本当にあった事件と思うと、かなりショックな気分になります。。
幼い少年達が無残に殺さる事件。
それは誰もが目をそらしたくなるし、ましてや遺族は早く事件が解決して、犯人が処罰される事を心から祈るのは当然な気がしました。
でもそれ故に、冷静さを失い、事件の本質が見えなくなる。
警察も、とにかく犯人を捕まえたい!その一心が簡単に冤罪を作りあげてしまうという恐ろしさがありました。
演出上のものなのか、実際そうなのかはわからないけど、かなりいい加減な情報や警察のご都合主義で青年達が犯人に仕立てられていく様は、これが本当なら、誰でも急に全く覚えのない事件に犯人として巻き込まれてしまう可能性があると感じさせられ、怖くなりました。
結局この事件の真相が未だに究明出来てない事もあり、わからない事も多くて、後味は悪いですが、二度とこのような事が起きて欲しくないし、警察の組織のあり方を問題提起する作品としては良かったと思います。
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