死霊館シリーズ二作目。
ホラー界のカリスマ。アナベルちゃんにスポットライトを当てた作品。
こちらのアナベル人形もウォーレン夫妻の呪具博物館に厳重に保管されている実在する人形があります。
劇中では、まぶたの無いガラス玉の目が印象的なアナベル人形。
実在するアナベル人形はもっとカントリー調の一度は目にした事のある人形でした。
今作にはウォーレン夫妻は登場せず、アナベル人形を手にした人の不幸な怪奇現象が描かれます。
嫌だなと思うカメラアングルや効果音。
怖いなと感じる違和感や演出は抜群。
変にメタ推理しながら観てしまうと、登場人物全員がおかしくなってしまってるんじゃない?と邪推してしまう。素直にキャラクターを解釈した方が楽しめます。
結末は実話をなぞるように終わります。
前作では既にウォーレン夫妻の博物館に封印される経緯が描かれていたので、人形の行末は一作目の死霊館を鑑賞していればわかる仕組みでした。
前作を受けて製作されたからなのか。単品映画としては死霊館より見劣りしました。今回は悪魔より人間が恐ろしかった印象でした。