映像的な部分はすごいなって思った。
景色も何もかも一貫して暗くまとまってる。
ただ、終始違和感。
ポルトガル語じゃないのは便宜上仕方がないのだろうけど、みんながみんな英語を喋りすぎて、そういうところからキャラクター性が失われてるような気もした。
通訳とかもっと言葉の壁とかを活かした動きできたんじゃないかなぁ。
百姓たちの生活的な部分があまり見えてこないのも嘘くささを感じてしまった。小道具とかそういう些細な部分。
なんというか、宗教や異文化を扱う割には今ひとつ奥行きがないように感じてずっとモヤモヤする映画だった。
原作は読んでいないけど、本当にこんなペラいの？？みたいな気分がずーっとついてくる。
一方的な描き方をしているのかもしれないですが、個人的には微妙。
