RAN123

沈黙ーサイレンスーのRAN123のレビュー・感想・評価

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)
4.6
2023 GYAO!  2017 映画館

遠藤周作の小説「沈黙」をかなり忠実に再現し、長編ですが最後までブレる事なく作られた映画です。
残酷な描写があるので、目をそむけたくなりますが、この映画には必要不可欠なシーンでもあります。

演出もセリフも無駄がなく、淡々と作品に引き込まれていきます。
日本の貧しい漁村の再現等、クオリティが高かった。村人達が英語を話せるなんてと思ったのですが、違和感はありませんでした。
演技派揃いの出演者の中で、牢役人のEXILE AKIRAの演技が棒読みで残念。

エンディング、ロドリゴの奥様が素晴らしかった。最後のワンシーンに、ロドリゴが棄教して以降の人生が詰め込まれています。

6年ぶりの再視聴ですが、やはり良作です。
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