師であるフェレイラ神父が日本で棄教したと言う噂を聞き、弟子であるロドリゴとガルペが真実を確かめるため日本へと行く。
日本でのキリスト教のイメージで一番不思議だったのは絵踏みを何故できないのか？ということでしたが、絵を踏む＝棄教になるため信者にとっては大事なことだったと映画で分かりました。
映画の演出では冒頭の湯けむりシーンや霧の中から役人が出てくるシーン、ぬかるんだ土といった自然の描写を印象的に撮っていて黒澤映画のようで、昔の日本の時代劇を見てるかのような気分になりました。
日本人キャストも多く出演しており、特にイッセー尾形の狸感溢れる演技がとても良かったです。リーアムニーソンの着物姿がクワイガンジンを思い出させてくれてファンとしては嬉しかったです。
