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最後の命のTのレビュー・感想・評価

最後の命(2014年製作の映画)
2.3
歪んだ世界に生きる人たちの話。

幼少期に見た感じた物が、大人になって行くに当たって、増大していく。

拒否の反応、自己肯定の正当化、人格形成において重要な時に正される事なく成人になり、葛藤していく。
これは、裏にある家庭環境に寄るものなのかもしれない。

誰しもあるであろう悪への道を全うできず、もがき、その足枷が互いの友人や恋人により起こっていると妄想を懐きながら落ちていく。

ドロドロしたシーンしかないので、終始憂鬱。そして長い。

強姦シーンなどもあるので、苦手な人は観るのを控えた方が良いかも。
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