べべ

パパが遺した物語のべべのレビュー・感想・評価

パパが遺した物語(2015年製作の映画)
2.8
パッケージから、フンワリ暖かい映画かと思ってたら、ガッツリ重みのあるカウンセリング的な映画だった。

終始、魚の小骨が刺さってるみたいなチリチリ感と焦燥感…。

生きてると順風満帆ばかりじゃないし、心に穴も空いたりもするし、好転する為にはグッと沈み込まなきゃいけない事もある、その過程を主人公を通してリアルに感じさせられる。

これを見て、同じように共感して その部分をガッツリ刺激されて、見終わった時になんか気持ちが少しスッキリする人もいると思う。

でも、私は今は必要なかったみたい。

だから、とりあえず重いし逆に気持ちが暗くなっちゃうなぁ…って感じだった。

お父さん、きっと「てんかん」だったんだよね。
そんなに昔の設定な感じじゃないけど、珍しい病気だったのかな? 医者分からなかったのかな…。きっとちゃんとした診療してればもっと楽だっただろうにな…って切なくなっちゃった。

お父さんの描いた物語(内容)がもっと絡んでくると思ったけど、お父さんの愛がずっと娘を守ったって事で、それはマルッと良しとする。
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