とある繋がりをベースに、オムニバス形式で進んでいく。そしてそれらが集約されてからがこの映画の本領発揮です。
怖いというよりグロさが勝ち、ストーリーよりも視覚的恐怖(嫌悪感?)を刺激してくれる作品です。
というのも…セットだったり小物がやたら趣味がいいんです!!
空間美もとても綿密に考えられており、光の差し込む角度、陰影が表現する異形の姿さえ美しい。
特に、ラストステージ表のホテルもどきは好みでした。
泊まってみたい…。
ステージに表と裏があり、所々に『サイレントヒル』のオマージュを感じました。
観賞用として良作。