カラナシマリ

不屈の男 アンブロークンのカラナシマリのレビュー・感想・評価

不屈の男 アンブロークン(2014年製作の映画)
3.5
MIYAVIさんファンの友人に勧められて観た作品。
アンジー監督作というだけでちょっとびっくりでしたが全くのノーマークでした。。

あまり戦争映画は得意では無かったのですが、直接的な描写は少なかったので思いの外すんなり観ることができました。

とにかくルイ役のジャック・オコンネルさんとフィル役のドーナル・グリーソンさんの肉体改造振りが凄まじく、またMIYAVIさんの今回が初出演とは思えない緊迫感のある演技と眼光がとにかく衝撃的でした。

反日作品と言われているようですが、ルイがどれだけ東京オリンピックに思いを馳せた最中の戦争だったのかはよく分かるし、渡辺伍長の人間的な厚みの描写や、ラストとメイキングを合わせて見て、むしろ日本との絆が無ければ作れなかった作品なんじゃないかと個人的に感じました。

MIYAVIさんには今回限りではなく、本業も俳優業も頑張って欲しいと思います。
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