うどん権

サイクロプスのうどん権のレビュー・感想・評価

サイクロプス(2008年製作の映画)
1.5
古代ローマ時代、街外れの森に一つ目の巨人サイクロプスが現れ人々を襲っているという知らせが皇帝ティベリウスの元へ届く。彼は軍人マルクスを怪物退治のために派遣するが…

開始早々サイクロプスとローマの街並みの雑なCGを見せられ早速不安な気持ちに…(B級なので元からそこまで期待してないけど)

主人公は軍人マルクスなんだろうけど、他にもいろいろとキャラが多く最初は誰が主人公なのかわかりにくい。なので誰に感情移入すればいいのかもわからず、そこがこの作品の最大の欠点になっていると思う。

目玉(?)のサイクロプスも、CGが雑なだけならまだいいのだが、やたらと小柄でどじっこ、はっきり言って弱い。サイクロプス無双を期待しているとあっさりと裏切られる。

ラストも良い話に見せようとしているが、こっちからしたら?な状態だった。

他にもローマ帝国なのに兵がやたらと少なかったり、闘技場コロッセウスの規模が小さくまるで地方巡業レベルだったりと、CG以外にも低予算感が目立つ。まぁそのあたりはB級と割り切って見逃しましょう。

ちなみに皇帝役としてジュリア・ロバーツの兄のエリック・ロバーツが出演しています。


終盤の剣闘士によるアクションは多少頑張っていたので最低点にプラス0.5点を献上。
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