TakaoOikawa

ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男のTakaoOikawaのレビュー・感想・評価

3.0
序盤は他のミュージシャンの曲や姿も出し、刺激的なポイントが多いが、それもJBが話の中心になるまで。単に軌跡を辿るだけでなく時系列を分解して人物像をあぶり出すなど工夫もあるが、音楽系伝記物が内包する、曲→ドラマの繰り返しによる展開の単調さを打ち破るには至らず。どこまで素直に受け止めるべきかは置いておき、JBが様々なエピソードに事欠かない所は単純にスゴい。そして老婆心ながらC・ボーズマンが歴史に名を刻む黒人役を続けるのはイメージ的に負荷になりそうだが大丈夫なのだろうか。いっそキング牧師やらジョーダンやらオバマなどもやって、その道を極めるのもオモロそうだが。
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