シネマドリンク

野火のシネマドリンクのレビュー・感想・評価

野火(2014年製作の映画)
4.2
野火

太平洋戦争末期:フィリピン🇵🇭:レイテ島

劣勢な日本兵。
ジャングルに待機する男達。

働けない者は邪魔になり、肺炎になっている男が仮設の病院からも仲間からも邪魔扱いされている。自決を余儀なくされた男が主人公。

主人公が見た戦争とは!

もはや戦争で敵と戦っている話ではなく、飢えや病気、怪我そして己との戦いで違うアプローチで反戦を伝える。

実際戦争は敵ではない者と戦う事の方が多いいのだと感じられました。

空の色が凄く印象的にでした。
何とも言えない青やオレンジ、、灰色と黒、深い緑など。

目の前で起こっている戦争を体感した様な感覚になり、身体が痒くもなりました。

◉85C点 絶対戦争は嫌だと本気で思える作品。