第二次世界大戦終盤のフィリピン レイテ島を舞台に戦争の悲惨と不条理を映し出す。
食料が少なく、極限下に置かれた兵士たちの行動や考えは常軌を失っており、見ていて恐ろしく感じる。
また中盤の一方的な虐殺も戦争下での一面であり、いち兵士から見たら死ぬことに理由など見つけられないのかもしれない。
この映画が楽しいかどうかで言ったら、楽しくないしエンタメの要素も少ない。
ただ、気軽に「戦争」と発言する方には是非見てほしい作品です。
自分や自分に近い人がこの作品の一面に遭遇するかもしれない。
そう思いながら。