このレビューはネタバレを含みます
最初は圧巻のCG映像でおおぉ、これはすごい!
とわりかし硬派な面白さを期待していたのだが、最終的にはすごくシュールな笑いで楽しませてもらった。
最初らへんのナルトがモテモテとか、ヒナタの可愛らしいテレとか、子供時代の二人とかとてもいいんですけど、ハナビの目が直接の描写がないにしても抉られたあたりから、可笑しくなりだす脚本。
何故か唐突に数百年経った里かとか言い出すシカマル。
隕石に対して各国の五影が奮闘する中、結局何もしてないカカシ先生。
チャクラ砲とか凄い兵器をこのタイミングで出してくる雷影。おまえ、それ十尾の時に使えよ!
ハナビがわりかしエグイことになってるのにリアクションがひどい!と一言ぐらいに留まっているヒナタ。
幻術で何回もヒナタとの回想を見せられてまるで刷り込みのごとくヒナタを気になり出すナルト。
理由があるにはあるけど、ナルトに告白されたタイミングで演技とは言え、けっこう変わり身早く冷たくナルトから離れて行くヒナタ。
もはや、なぜ出てきたサスケ。
今まで存在感全くなかったな、九喇嘛。
平然と行われる眼球摘出。
謎の感動系映像に仕上がってるナルトとヒナタの月からの脱出。
そして、螺旋丸を悟空のかめはめ波のように飛ぶために使い出すナルト。
エンディングのかっこいいナルトとヒナタの結婚式の風景でひときわシュールなネジ兄さんの遺影。
いや、もう笑いを堪えるのに大変でした。
確かに期待していた面白さとはベクトルが違ったけど映画館を出ても顔がにやにやする楽しい映画でした。
エンドロール後のボルトとヒマワリの姿もすごくテンション上がりますし。
しかし、最後にこれだけは言わねばなるまい。
LASTって言ったじゃないですかーーー!!!