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世界一キライなあなたにのtiのレビュー・感想・評価

世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)
3.9
そもそもの設定がずるいやつ。流涕必至。
ここ暫く、エミリア・クラークが気になってしかたない。とにかく笑顔と眉毛の動きがすごい。見入ってしまう。『ラスト・クリスマス』と同様に、彼女の笑顔には悲しいストーリーをより悲しく感じさせる対比効果があると思う。
20代はドラマ出演や、病気でブランクがあって、映画の出演が少ない。遅咲きと言えるのかも。今後映画の出演が増えれば、メグ・ライアンがラブコメ女王と言われたように、なにか冠されるようになるんじゃないかな。それくらいキャラが立っていて存在感がある。

賛否ある作品。倫理的に答えが出せない題材を扱っているが、はっきりと結末を提示しているので、作り手に問題提起の意図はないと思う。
こういう生き方もありますよ、というパッケージを差し出されているので、あれこれ考えず、それをただ受け入れる観かたをするのがいい。
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