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世界一キライなあなたにのlilyのレビュー・感想・評価

世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)
4.7
高校生の頃に見て、もう一度見たくなって鑑賞した。

漠然としか思い出せなかったけど、映画って一度見たものをもう一度見ると違った視点とか着眼点が見つかるからおもしろい。

ルイーザのあの、太陽のような明るさと素直さと開放的な雰囲気がウィルを暗闇から引き出したんだと感じた。

どん底を経験している人に、同情する人とか傷つけないようにしようとか、身近な人はそう気遣うと思う。

でも、ルイーザは、初めは仕事で来ていたし、言いたいことをはっきり言えるところがウィルにとってとても良かったのだと感じた。

そのあと、二人はお互いを思って、お互いの将来を思って、とても切ない別れをしなければいけない。

でも、半年の残された時間の過ごし方は、ウィルにとってかけがえのない時間になったし、ルイージにとってもウィルに出会わなければそのまま夢を諦めていたと思う。この出会いがなければ変わらなかったことがいくつもあると思ったら、人生で出会ってきた人たちは必ず意味があって、お互いに影響を与え続けていると思う。

ルイーザのあの、嬉しそうに話す姿と🐝のタイツを喜ぶ姿が1番好きなシーン。
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