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世界一キライなあなたにのrenのレビュー・感想・評価

世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)
3.9
1983年

イギリスの田舎町に暮らす26歳の女性ルー。働き手のいない家族を抱えながらカフェでウェイトレスをしていた。ところがある日、カフェのオーナーが店を閉じることになり失業する。それでもなんとか見つけた介護の仕事は、あらかじめ6か月と契約期間が定められていた。。。

Sam Claflin演じるウィルは、元実業家で大富豪の何でも出来る男性。そんな彼に突然の悲劇が起き、そこからの展開が早かった。全身麻痺になり2年間治療を重ねても治らない重い病気になってしまう。そんな彼を支えていたのが、主人公ルーで真っ直ぐで素直な女性である。ですが、ウィルは事故により生きる希望を無くし誰にでも皮肉を言ってしまいなかなか馴染めない。馴染めない2人が馴染み出したきっかけが「映画」。映画好きからしたら映画で繋がるなんて最高ですよね。生きる希望を無くしたウィルをルーが素直な気持ちで希望を与える素晴らしい物語でもあり、障害を持った方の生き方を世に問う作品でもあった。endは観る人によって賛否両論になるだろう。僕はこの終わり方はルーにもウィルにも良かったと思っています。自分も同じ境遇ならウィルと同じ道を選択すると思ったからです。ちなみにこの映画サントラはX AmbassadorsやEdそしてImagine Dragonsが入ってるので豪華ですしイギリスの背景にマッチしていました!
Sam ClaflinとEmilia Clarkeの演技が光る笑いあり、涙ありのラブストーリーでした。
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