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劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- Cadenzaのnori007のレビュー・感想・評価

4.0
日本の映画などでは、戦艦大和ばかりが出てきてさも戦艦のスタンダードのような扱いだけれども、実際は世界最大の砲門を装備した超ド級戦艦である。
この映画では、潜水艦、重巡洋艦のあとに、大戦艦、超戦艦が出てくるのでようやく本来の立ち位置になったと思う。
そして作画がすごく緻密で、なおかつスタイリッシュ。さらにはただでさえ複雑な形状の戦艦が変形展開し日本アニメの真骨頂ここに極まれりといった感じ。

今作では戦艦の本体であり人口知能であるイメージモデルたちが徐々に自我に目覚め始めていく。今まで意味を持たなかった世界が意味を持ち始めていく。これって「ブレードランナー」と意味することは同じでそれをさらにものすごくスケールアップした話ではないか!さらに引いて考えると、人間の人生観そのモノではないか!
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