このレビューはネタバレを含みます
まず字幕戸田奈津子でテンションだだ下がり。
内容も期待はずれだった。期待し過ぎたかな？
世界観が統一されてなくストーリーに無理やり感があるからだろうか？
悪の王女アマネットの悪の感じも薄くて物足りない。急に現れて唐突に現代社会にぶっ込んできた感ハンパないし、そもそもトム・クルーズとアマネットの2人が似合わない。アメリカーン！のトムとあまり美人でもエキゾチックでもないアマネット。トムはアマネットの「選ばれし人」なわけなんだけど、なーんか納得いかない。アマネットが特段美人でもなくスタイルも良くなくオーラもなく、終始ミイラの包帯姿で出ているのになんかガッカリ感。おどろおどろしさもない。なんか普通の暗い人間にしか見えない。
トム・クルーズのアクションもなんかイマイチ。本人はスタント無しですごいことしてるんだろうけど、カメラワークというか迫力表現が悪い？アクションでドキッとしたりワクワクしたところはなかった。
あとはラッセル・クロウのジキルとハイド。この人物も無理やりストーリーに盛り込んできた割には、説明がほぼ無い。何でこんな二重人格になったのか、恐れられているのか、こんな組織のボスになったのか、私には全然わからなかった。と、いうか、ジキルとハイドにする意味がわからない。普通のおっさんで済むんじゃないか？戦う時間稼ぎのために盛り込んだの？
トム演じるニックもいい人なのか悪い人なのかよく分からない。いきなり出会った女性を自分の命と引き替えに助けるほどの人格かな？大して愛しているように見えない女性をまた自分を犠牲にして蘇らせるかな？なんか説得力がなかった。
あと、ジェニーの瞬間移動能力が笑えた。何回かニックとはぐれるが、何故か必ず居場所を突き止めタイミングばっちり悪い瞬間にニックの前に現れる 笑。
ニックにGPSでも付けてんのかな？
