すとんこ

ザ・マミー/呪われた砂漠の王女のすとんこのレビュー・感想・評価

3.0
現代に蘇ったミイラの女王・アマネットによって、死の神・セト復活のための依代(よりしろ)として選ばれたニック(トム・クルーズ)が、ひたすら逃げまくるって話☆

ユニバーサルが古典モンスターでのシリーズ展開計画″ダーク・ユニバース″の記念すべき一作目。
(ちなみに本来は「ドラキュラZERO」がその役割を担う予定だったが興行的にコケたので、仕切り直しとしてスタートしたようですが、本作もコケたので今後の展開は不透明)

様々な作品で不死身のヒーロー役を演じてきたトム様。ついに本作ではガチ不死身になって現世に蘇ったミイラの群れと素手で戦います!
本作の魅力はその一点に尽きます。

セト神復活には、依代(ニック)と短剣(アマネット所有)とオシリス石が必要で、オシリス石はロンドン自然史博物館の地下に本部を持つ対モンスター組織・プロディジウムが所持している。
これら三つを揃えるためにロンドン中に死を振りまくアマネット。

セト神の力を借りずとも、飛行機の墜落からも無傷で生還し、″ハイド氏″化したジキル博士とも互角に戦える戦闘力を持つなど、充分不死身なニック。

終始ニヤけた″トム・スマイル″と軽薄な言動・行動でピンチをスルリスルリとかわしていく軽快な展開に、「トムステキ!」っと乗れるか、「どうなの?」っと不安になるかで、大きく評価が別れる一本(* ̄ー ̄)☆
※ちなみにわたくしは「どうなの?」と首を傾げながらも、今後のシリーズ展開には期待しています♪(続けば・・・)



○キャスト○
ニック・モートン/トム・クルーズ
ジェニー・ハルジー/アナベル・ウォーリス
アマネット/ソフィア・ブテラ
クリス・ヴェイル/ジェイク・ジョンソン
ヘンリー・ジキル博士(エドワード・ハイド)/ラッセル・クロウ
すとんこ

すとんこ