女の子の嫌なところとめんどくさいところを詰め込んだ主人公。
可愛に固執してるのに部屋が汚い、他の女の子は敵なのがキリコにとっての可愛いは他人評価でしかないんだなと感じさせた。「可愛い」って他人から言われたらもちろん嬉しいけど、他人評価だけを当てにしてたから「可愛い」が呪いになってしまったんだと思う。
前半は登場人物全員に嫌悪感しかなくて見るの辛かったけど後半の方はキリコの感情がむき出しになるところ辺りは好きだった。
キリコの醜さに焦点が当てられてるけど周りの外見だけ見て、深く関わらずチヤホヤしてる男達のほうがよっぽど醜い。
恋愛的にはハッピーエンドではないけどキリコが吹っ切れたならハッピーエンドだと受け取った。