クレイグ版ボンドシリーズを堪能し尽くしたほぼ直後に観たせいか、こちらはギャグというか、ドタバタコメディみたいに感じてしまった。
魅せるところは魅せるし、トムが体張ってる感はすごくあるし、シリーズを通じてつまらなかった事がなかったから、安心して観ていられた。
バイクチェイスシーンは毎度ながら見事だなぁと感心。どう撮ったらカッコ良く見えるか、よく分かってるなぁと思った。
ただ、スポンサーの関係もあるんだろうけど、シルバーのオッサンBMWを主人公たちが乗り回すのには、違和感があった。
なんかトムが老けたなぁって感じたのは自分だけだろうか。
「それなり」にキレイなR.ファーガソンと釣り合っちゃう感じが哀しい。
007シリーズもまた然りだけど、こういう作品において今後、『敵の姿』をどう描くかというのは、すごく難しい課題なのかなぁと思った。
