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ザ・スクリブラーのYSKのレビュー・感想・評価

ザ・スクリブラー(2014年製作の映画)
2.6
重度の多重人格障害を患い、何やらキテレツな機械で自身の中で生きる人格を消していく治療を受けている主人公
セックス依存症や衣服恐怖症などトンパチな住人ばかりが暮らすマンションへ越してきたものの、時を同じくして飛び降り自殺が多発
治療の副作用で記憶の欠落をおこしている主人公は、飛び降り自殺に自身が関与しているのではと疑い始めというお話

多重人格の主人公がひとりひとり消していくと同時にマンションの住人がいなくなる…つまりこれは主人公が暮らすマンションと見せかけて実は主人公の脳内を表現したものに過ぎず、つまりは人格が消されたことを飛び降り自殺と表現したに違いない!


…違いました

まさか本当に死んでいたなんてすごいズッコケてしまいました
まあ誰が悪いわけではありませんが

画面は暗いし汚いし、出てくる住人たちは社会不適合の名に相応しく奇人か変人ばかり、とりあえず面白そうな雰囲気はすごくすごいあったものの、どうにも盛り上がりきらなかったことが非常に残念でした
なんやかんやあったものの、結局記憶に残っているのが衣服恐怖症により常に全裸で生活している美人なお姉さんくらいなのでこれくらいの評価もやむなし
しかしこのお姉さんも全裸になったりムカデにされたり色々大変ね
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