シュンギク

わたしに会うまでの1600キロのシュンギクのレビュー・感想・評価

2.5
パシフィッククレストトレイルを歩く主人公の姿を描く。

彼女がどういう人物なのか、なぜ歩くのか


主人公の心の中が見え始めるのが中盤以降とやや遅め。自暴自棄になっていく理由はこちらも理解できるものの、描写として弱め。

こういった点からなかなか展開が呑み込みづらく、主人公に感情移入しにくかった。

長距離を歩くものの、「長距離を歩いた」感がこちらもやや伝わりにくい。