このレビューはネタバレを含みます
頭から新聞紙をすっぽりかぶったダークヒーロー・新聞氏。卑劣ながらも理不尽な社会に制裁を加え支持層を広げていく。やがて、危機感を募らせた警察は動きだすのだが。
社会の巣食うクズどもをあぶり出し折檻する。これは、かなりスッキリ。主犯の動機がよく描かれていて、窪田同様すごく感情移入できた。自分も例外でない身近な題材ってのも理由かな。
とはいえ、真の目的が友とはあまりにも代償が大きすぎない?唖然としてしまった。
刑事の無能さには辟易。私ができたんだから、あんたもできるでしょな暴論を吐き、ラストの締めには
「この世には生きる価値がある!」と決めゼリフ。
いったい彼の死から、彼女は何を学んだの?