一言でいうと、正に「大人の映画」でした。私には大人すぎたかな。
新宿ルミネでコラボして宣伝とかしていたから、若い女性をターゲットにした映画だと思ったけど、女同士で観て楽しめる映画なのだろうか。とてもオシャレで情熱的で、男女の恋愛以上になにか熱いものを受け取れるのは確かだけど、これ、女同士で観たら……。
とふと考えた時に「そのくらい影響されたってことか」と思った。ルーニー・マーラとケイト・ブランシェットのラブシーンは正に"美"という感じで、まるで美しい絵画を観ている気分だった。こういうシーンって「いやらしさはなく」なんてよく言われるけれど、正直めっちゃエロかった。1人で観てたから良かったけど、誰かと一緒だったら普通に気まずいと思うし、なんだか悪いことをしているみたいだった。普通の男女のラブコメでも、こんなに"覗いている"意識を持ったことはない。正に女の花園。それ程、彼女たちの演技が本物だったんだなと感じた。
世界観では、私にはあまりにも大人だったけれど、作品としてとても印象強く残った。女同士の恋愛は、罪な事が最大の魅力。
