リョウタ

キャロルのリョウタのレビュー・感想・評価

キャロル(2015年製作の映画)
3.5
今よりも遙かに厳しい社会の無理解の中、マイノリティとして、人としての気高さを持って生きる人間の美しさ。

ふたつの気高い魂の共鳴。

丁寧に作られた脚本、撮影、美術、
その画面を中心で支える主演二人の見事な名演。

シンプルでストレートで力強い、
陳腐な表現ですが、美しい映画、というのがいちばんしっくりくる作品でした。