近年のスパイ映画のシリアスでリアルな路線とは一線を画して、
荒唐無稽、ガジェットいっぱい、意味もなくワクワクする、王道エンタメスパイ映画!
シリアス路線のスパイ映画も、もちろん大好きな作品がたくさんあるんだけど、映画を観はじめた頃から慣れ親しんだこの路線も、無いとちょっと寂しい。
まあその隙間を狙ったつくりなのかな。
劇中でもこんなセリフが。
「スパイ映画は好きかね」
「最近のはシリアスすぎてダメだが
古い作品は大好きだ
現実離れしてるからね」
そう、現実離れしてるからこそ楽しめることもあるんだと思う。
その一方で、アクションはキレッキレで凝ったつくり。結構グロいシーンもあるんだけど、そこまで感じないのはなぜだろう🤔
さらにこの映画、
英国の階級社会を皮肉ったり、
細かな伏線と回収があったり、
含蓄のある言葉がたくさん出てきたりと、かなり深かったりもする。繰り返して観るといろいろ新たな発見があって面白い。
なお、観返してもやっぱり最高に可笑しいのは、あの「威風堂々」が流れるシーン🤣
英国の第二の国歌とも言われる曲をバックに繰り広げられるあの光景‥
これぞ🇬🇧ブリティッシュジョーク?
▽その他雑感
①いきなりダイアーストレイツ♬
②前のランスロット、本名はジェームズだし、なんとなくボンドに寄せてるように感じるのは気のせい?ただその後の展開が‥
③マティーニ、ウォッカでなくジンで、10秒シェイク。
④さる高貴なお方が‥確か実在の国名出てませんでしたっけ。大丈夫?