ゴロゴロゴロー

見知らぬ医師のゴロゴロゴローのネタバレレビュー・内容・結末

見知らぬ医師(2013年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

史上最悪のナチスのマッドサイエンティスト、ヨーゼフ・メンゲレを描く、、ナチス崩壊後の逃亡生活先として、他の多くの党員ともにアルゼンチンを目指す、、そのあたりの経緯は教員兼フォトグラファーであるノラの行動を手掛かりに徐々に明らかになっていく、、簡単に言うとノラは正義側なんだけど、戦後ナチスの背景を知らないと、その辺のことが実はよく分からないまま、ストーリーは展開していく、、ラストでは物語の構成が分かりすく総括され、まとめられるので、一連の物語が腑に落ちる、、というのも最後の最後まで、この見知らぬ医師の名は明かされないまま、もっぱら彼という敬称で進むわけで、メンゲレという名が現れるのは本当にラストのラストなのである、、別荘に行きつくまでの冒頭一連の車旅のシーンは、抒情的、、あとは、あの人形をどう捉えるか、解釈するか、、いかにも意味ありげな装置、、