クエンティンタランティーノ監督第8段!
R-18指定なので、血とか拷問系苦手な人は要注意。
エロシーンは一切ないです。
あ、ホモ歓喜シーンはあります。
前作「ジャンゴ」の方が良かったが、
本作もめっちゃ面白かった。
サミュエル・L・ジャクソン、ティム・ロス、ウォルトン・ゴギンズ、カート・ラッセル、マイケル・マドセンと、
タランティーノ作常連の役者たち!
マイケル・マドセン、今回は長ーく生きてたな。笑
だいたいストーリー中盤で死ぬか、最初からあんま出番ないかなのに!
あのイカツイ見た目とハスキーボイス大好きです。
そして、サミュエルの嫌らしさとハードボイルドさの両演出も良かった!
良い人なのかなって思わせておいて、息子を復讐の為に殺したそのエグい話を父親にニヤニヤと挑発しながら話して、高笑いしてって最高すぎる!
ティム・ロスは「フォールームス」の時みたいな感じだった。
気取った紳士!
絞首刑は文明の正義で、復讐は西部の正義みたいな話のくだりが印象的だったが、タランティーノ作ってことで各会話が魅力的。
本編168分中の8割がたは、
前振り含む会話なのだけれど、どれも内容と展開が面白く飽きない!
そんでもって、タランティーノらしさ抜群のバイオレンスシーンの弾け飛び方!
銃で顔面撃ったら風穴が開く?
いいえ、顔面ごと跡形もなく吹き飛びますw
脳みそ吹っ飛んで顔にかかるわ、
流血シーンの血の量の多いこと!
映画のラストなんぞ、
どいつもこいつも床もソファも何もかも血まみれ!
過剰演出もここまで振り切ると見応えあります!
拷問フェチタランティーノも健在です。
じわじわと苦しめてブチ殺します。
これを嬉々として見てて良いんだろうかと疑問も浮かぶが、もうタランティーノ演出の虜なのよ、仕方ない。
あと今年度アカデミー賞で、
助演女優賞にノミネートしていたジェニファー・ジェイソン・リーも流石の演技でした。
ちょっと間違えれば違和感半端なくなり、シラケそうだけど、良いイかれ具合でした!
にしても54歳とは思えん。。
この人「ルームメイト」に出てたあのサイコ女か…
相変わらず音楽も良いし、
さすがタランティーノ、安定でした!