ヘイトフル・エイトの作品情報・感想・評価

ヘイトフル・エイト2015年製作の映画)

The Hateful Eight

上映日:2016年02月27日

製作国:

上映時間:187分

ジャンル:

3.7

あらすじ

「ヘイトフル・エイト」に投稿された感想・評価

浅彩

浅彩の感想・評価

3.0
そんなにクリティカルでもない会話劇によって、見ているこっちも吹雪の中小屋に閉じ込められる閉塞感を体感できた
映画館で観たらもっとだっただろうし、今度は機会を逃さずにいきたい

このレビューはネタバレを含みます

わりと公開当初から賛否両論な印象。
やっぱり長すぎるのかもしれない。前半は特に何も起きずグダグダ喋っているだけの為、苦痛な人には本当に苦痛なんだろうなぁ。


タランティーノ作品の中でもとりわけ、地味な作品だと思うけど、
僕はわりかし面白く観れた。


大した映画好きでもないから、元ネタとか全然分からないし、
じゃあ具体的に何がそんなに面白いかって説明できないけど、
極論、やっぱり好きなんだ。ただそれだけ。


オチは言ってしまえばレザボア・ドッグスなんだけど、
サミュエル・L・ジャクソンの顔面圧力がある分、こちらの方がポップな肌触り。
密室劇であるのも似ている。


ウォルトン・ゴギンズ演じるクリスが、劇中一番いい役回りなんじゃないだろうか。
出だしは、絵に描いたようなチンピラなんだけど、後半は何かに取り憑かれたようなテンションになっていく。


下記の記事で、ヘイトフル・エイトは「アメリカ全体の告発している」と言及されているが、タランティーノはこれまで、
イングロではナチス、
ジャンゴではアメリカ南部の奴隷制度と、
ある種、勧善懲悪的に、誰の目にも明らかな悪を断罪してきたが、
ヘイトフル・エイトで描かれているのは、白か黒かではなく、全てがグレーで覆われたアメリカ合衆国。
もちろん過去のアメリカだけではなく、今作の彼らの罪こそが今のアメリカを作り上げているという非常に自己批評的な精神の作品だと思う。

※ 『ヘイトフル・エイト』は何を告発するのか? タランティーノ最高傑作が描くアメリカの闇
https://realsound.jp/movie/2016/03/post-1112.html


#metooムーブメントに於いても、いち早くハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ・パワハラに対して、「知っていたのに見て見ぬふりをし続けた」と謝罪を行なったタランティーノ。
もちろん人によっては、「タランティーノも同罪だ!」と言う人もいるかもしれない。
しかし彼自身、まだ禊は終わっていないと思っているのではないだろうか。


タランティーノの次回作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」はシャロン・テートがチャールズ・マンソンの狂信者に刺し殺された実話を描いた作品になると言う。
作品の中身も観ていないのに決めつけるのは時期尚早だろうが、
これまでの流れからいえば、
次回作もおそらくアメリカ社会を批評した、さらに言えばタランティーノ自身を告発する様な内容になるのではないだろうか。


なんにせよ、タランティーノはただのバイオレンス映画オタク野郎ではなく、
社会性を十二分に内包しつつ、とんでもないエンターテイメントを提供してくれる、現代アメリカを代表する名監督なのは間違いのではないか。
来年の新作の公開がただただ楽しみ。
トパ

トパの感想・評価

5.0
『The Hateful Eight/ヘイトフル・エイト』(クエンティン・タランティーノ監督/2015年)南北戦争から数年後の冬、猛吹雪の迫る山中。駅馬車。黒人の賞金稼ぎ。“首吊り人”。手錠に繋がれた女。新保安官。避難先の小屋の留守居。英国紳士。カウボーイ。元南軍将軍の老人。企みに満ちた尖鋭の密室劇。

たっぷりの会話に滲む、立場の違いと偏見の目、次第に明らかになる人物像、伏せられた秘密、幾重もの暗示と隠喩の豊穣、瞬間に変遷する暴力の凄まじさ、印象的なモリコーネの劇伴と的確な音楽。見知らぬ“懐かしさ”の果てにある革新と充足感。タランティーノはやはり天才だ、僕は彼の作品を愛している!
最終的によくわからんのがタランティーノだなあ。
サミュエル・L・ジャクソンほんとすこ
密室ミステリー映画。ゴア表現多し。
168分の長編で前半は眠気と戦いながらも、後半は引き込まれた。
ただ、好き嫌い分かれそうな感じ…
レユニ

レユニの感想・評価

3.9
タランティーノ作品なの忘れて観てた。ぐっろい。
心理戦止まらなくて楽しかった。
ちゃんと面白い映画のはず。
なのに、自分の集中力やら人物設定の記憶力が低くて楽しめなかった…タランティーノは悪くないの。自分の能力が低下したの。いつか再見してリベンジしたい。
し

しの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かった!!!!

序盤からセリフの掛け合いがツボすぎて中々 "密室ミステリー" にならないのとか全然気にならなかった
いや、最後まで観ても「ミステリーだったっけ…?」な後味wそこまで密室でもないし、ミステリーでもないwなんなんw推理なぞする間も無くハイスピードで人がモリモリ死んでいく むしろ殺しがメインディッシュの脳筋エンタメだった!時代背景といい西部劇要素もちょっとあるょね、ヘイトフル・エイトの題名はそこからきてるょね、冒頭のタイトルデザインもそれっぽいもんね、って勝手に解釈した!いいぞ!
みんな個性強くて魅力的だったけど特にデイジー、良いキャラしてるわ〜顔面を肘で突きたくなるクソアマ大好きだぜ 鼻血垂れ流しながら懲りずに悪態ついてツバ吐きかけてくれ〜ラブリ〜〜

サミュエルLジャクソンの迫真の長台詞と不気味な高笑いも見どころ!サミュエルLジャクソン最高〜〜〜〜かっこい〜〜〜〜さすが〜〜〜〜そしてタマをブチ抜かれオイオイ情けない悲鳴をあげる終盤とのコントラストが効いてるwwタランティーノ悪趣味にもほどがあるwww
股間を押さえながら最期の一仕事するの面白すぎるわ、最後の最後にこういうのぶっ込んでくるのか、これが巨匠か、なるほど
あんな勢いで血反吐をぶちまけるのも私の映画史上初めて見たし笑 もーほんと面白かった 初タランティーノは傑作だった、まじシュールギャグのセンス抜群だな過去作も観よう これぞエンタメだわ


ところでサミュエルLジャクソンだけはサミュエルLジャクソンて全部名前言わないといけないという強迫観念に駆られてる日本人全体の9割近く居そう かくいう私もサミュエルLジャクソン全部言い症候群だ助けてくれサミュエルLジャクソン
rYt

rYtの感想・評価

3.2
ストーリー自体はまっこと大したことないんですが、最後までずっぽり観てしまう。

なんだろうか、雰囲気やら本筋に関係ない会話やら、プロットやら何をとっても映画として魅せられてしまう。

タランティーノの凄さってこれかと思った次第。
QUENTIN

QUENTINの感想・評価

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もう3回目か4回目の観賞でござい。

大好きすぎてたまらないタランティーノの8作目。
彼は10作目で映画界を引退するとのことで、あと2作かと思うと泣きたくなってくる。

来年には「ワンスアポンアタイムインハリウッド」が公開されるとのことで、楽しみすぎてぶっ倒れそうだ。

結構グロめバイオレンスな作品なので、苦手な人は控えましょう。
話の面白さは抜群ですよ。
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