タカ

ゴジラ キング・オブ・モンスターズのタカのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

封切り2日目に時間の都合で通常版2D上映で観てきましたが、とにかく私にとっては最高のゴジラ映画でした!
ただ単に往年の怪獣を出すだけでなく、怪獣の出し方、それぞれの設定、戦い方、音楽など至る所に東宝特撮のオマージュや定番が散りばめられており、観ていて「そうだよ、モスラといったら守り神のポジションじゃないと」とか、「やっぱりキングギドラとゴジラが戦ったら首の1本はもがれるのは東宝の頃からのお決まりだよね」とか、監督の日本ゴジラ愛が溢れていていました!
ゴジラやモスラがそれぞれのテーマで出てきた時は涙無しでは観れませんでした。
特に劇中のキングギドラの実は宇宙怪獣で地球を侵略に来たという設定は観ていて度肝を抜かれました!!
確かに映画として観た時には人間側のドラマの部分は物足りない(というより雑かもしれない笑)というところはありましたが、もうこの映画は怪獣バトルを楽しむ映画なんだなと思って観たら返って人間ドラマが単純なことで怪獣達に重きを置けたのでもう最高でした笑
でも、そんな人間側の登場人物それぞれが怪獣に対する思いや向き合い方が違いしかもそれぞれの向き合い方が過去の日本特撮の登場人物を思い浮かべさせるのは流石だなと思いました。
特に1954年の「ゴジラ」でゴジラを葬る為に命を賭けた芹沢博士が今作ではあんな行動に出るなんて、とても胸が熱くなりましたし、あの防護服のデザインはほんと感激しました!
渡辺謙さんの「さらば、友よ」の台詞はもう、ズルいですよ!!
観ている途中からは字幕で観ているのにも関わらず東宝のゴジラ映画を見ている様な感覚で鑑賞していました。
冒頭からエンドロール最後の最後まで日本ゴジラに体すりリスペクトで溢れており、映像こそはハリウッドレベルのVFX出したが、作品根底には日本怪獣特撮の血がしっかりと流れており、私にとっては大満足の1作でした。
早くも2回目が観たくて仕方が無いです!!
今度はIMAX3Dで必ず!!
タカ

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