このレビューはネタバレを含みます
私はいわゆる無宗教だ。
だが初詣は行くし、
クリスマスパーティーもやる。
「どうかお願い。助けて。」
誰に頼んでいるのかわからないが、
都合のいいときにだけ、
何かにすがりたくもなる。
宗教はいつの時代も複雑で。
きっとこの映画を観て、
涙した人も、不可解に思った人もいただろう。
隣の友人は感動していたが、
正直私はモヤがかかった。
だけど、
子供の無事を祈る多くの願い。
息子の死後も幸せであれと祈る母の想い。
何かに想い託し、幸せを願う。
それで少しでも心が軽くなるなるのなら、
それは紛れもない真実であり、愛だ。
その通りだと思った。
同時に上手いなとも思った。
都合のいいところだけ助けてもらって、
信じるも信じないもその人それぞれ。
そしてお互い押し付け合わないこと。
「それでいいじゃん?」
なんて考えてしまう軽い私。
きっとそうもいかない信仰もあるんだろう。
難しいなぁ。
P.S. 理想の家族像