ヒラリー

イラク チグリスに浮かぶ平和のヒラリーのレビュー・感想・評価

3.6
イラク戦争勃発により失われていく人命
何度もイラクに赴き取材する綿井さん
イラク戦争と言う大きな枠組みの中からスポットを当てた家族
笑顔で正義と言う名の銃弾を浴びせるアメリカ兵
これは市民の為というけれどその市民が犠牲になってるという事実。
フセイン大統領の頃は良かった、彼が亡くなった時は革命が起きると思った、今が一番最悪、殆どの人が家族を亡くしている
イラク人の生の声、転がる死体
取材対象が次々亡くなっていく様はこれはノンフィクションであるということをありありと主張していた。
イラク戦争は終わったという宣言の後も人は死に続けている。
チグリス川に浮かぶ束の間の平和、子供達が外で普通に遊べる日は来るのだろうか。
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