トム・ハーディ主演のクライムサスペンス映画。タイトルはクライム・ヒートとなってますがヒートはしないです。(^-^)映画全体は常に暗く重たい感じで淡々と進んでいきます。
ニューヨークはブルックリンでBARを営むボブ(トム・ハーディ)とマーブ(ジェームス・ガンドルフィーニ)。彼らの店は普通にお酒をだすBARと言う顔とマフィアの麻薬の売上金などを預かるドロップ・バーの二つの顔を持っていた。ある夜、二人組の強盗にマフィアの金を盗まれてしまった事から事件は勃発します。
トム・ハーディは今回も物静かで常に冷静な男をほんと上手く演じていましたし、脇を固めるノオミ・ラパス、今作が遺作になってしまったジェームス・ガンドルフィーニも良かった!
金やマフィアの物語を絡ませながら、愛しさや優しさといった人間性と、その奥に隠れている暴力性。そんな人間の表と裏を上手く描いてた映画でした。