みのやん

駆込み女と駆出し男のみのやんのレビュー・感想・評価

駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)
3.6
妻から離縁が言えない時代に辛い日常から女性が唯一助けを求められる場所が駆け込み寺だったですね。そんな駆け込み寺とそこに関わる人々が物語がきびしくてあったかい。主人や家から命懸けで逃げてくる女性が哀れですが、何かたくましさを感じてしまう。女性が生き辛い時代だからこそ、自立しようとする女性は皆たくましいんやね。その東慶寺を幕府は潰そうとするところが最後が曖昧なのが残念やなぁ。素敵なと素晴らしいの違いがわかりました。
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