駆込み女と駆出し男の作品情報・感想・評価

駆込み女と駆出し男2015年製作の映画)

上映日:2015年05月16日

製作国:

3.7

あらすじ

質素倹約令が発令され、庶民の暮らしに暗い影が差し始めた江戸時代後期。鎌倉には離縁を求める女たちが駆込んでくる幕府公認の縁切寺の東慶寺があった。但し、駆込めばすぐに入れるわけじゃない。門前で意思表示をした後に、まずは御用宿で聞き取り調査が行われるのだ。駆出し医者でありながら、戯作者にも憧れている信次郎は、そんな救いを求める女たちの身柄を預かる御用宿・柏屋に居候することに。知れば知るほど女たちの別れ…

質素倹約令が発令され、庶民の暮らしに暗い影が差し始めた江戸時代後期。鎌倉には離縁を求める女たちが駆込んでくる幕府公認の縁切寺の東慶寺があった。但し、駆込めばすぐに入れるわけじゃない。門前で意思表示をした後に、まずは御用宿で聞き取り調査が行われるのだ。駆出し医者でありながら、戯作者にも憧れている信次郎は、そんな救いを求める女たちの身柄を預かる御用宿・柏屋に居候することに。知れば知るほど女たちの別れの事情はさまざま。柏屋の主人・源兵衛と共に離縁調停人よろしく、奇抜なアイデアと戦術で男と女のもつれた糸を解き放ち、ワケあり女たちの人生の新たな出発を手助けしていくが・・・・。

「駆込み女と駆出し男」に投稿された感想・評価

お

おの感想・評価

3.9
序盤は時代劇の言葉遣いや驚くほどの早口で3割くらいしか聞き取れてねえよってなった、いやまじで。
でも面白かったんだよなぁ、すご。

信次郎(大泉洋)とじょご(戸田恵梨香)の2人が軸になるのだろうけど、堀切屋(堤真一)とお吟(満島ひかり)の2人がこの時代ならではの熱い人間同士って感じでいい。
その他にも女侍のゆうなどどのキャラクターも良い味出してた。
その中でも神野美鈴さんの“ごっそり持ってっちゃう感”は今作でも健在でさすが。

あと序盤にしか出ないけど高畑淳子さんの台詞回しってのはすごいねぇ、とても印象的だった。
振り返ってみると豪華なキャストですね。
an0nym0us

an0nym0usの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

日本独特な風情を感じる鈴の音。

空っぽの中に何かが入ってて、それがカランコロンと音を立てる。

風鈴が風に揺れてチリンチリンと音を立てる。

それは何かが…ぶつかって立てる音。
騒々しかったり、涼やかだったり…
それぞれに味があって、侘びだ寂びだを鳴らしてる。

風情に溢れる音は、心の襞に触れるねぇ。

古来から人生なんてものは、解れを継ぎ接ぎして、草臥れた襤褸を着続けてるようなもの。

古くさい言葉かもしれないけれど…

襤褸を纏えど心は錦。

そう在りたいもんです。

錦というのは単色では有り得ない。
色とりどりの糸で織り出した綴れ織。

織り機が立てるシュルリ、カタンカタンってのも…何かが擦れて、ぶつかって立てる音。

侘び寂び、粋、いなせ…
伊達だとか婀娜っぽいとか…

今じゃ過去の言葉になっちゃいるけど…

美しい言葉だよね。
日本が誇るべき表現だと思う。

二文字や三文字の言葉にさ…
他の国の言葉なら、何文字も使うぐらい沢山の意味が込められてる。

そこに日本人の人生観が見える気がする。
プライドじゃなく…矜持。

矜とは『あわれむ』『ほこる』を意味します。あわれむは憐憫だけでなく慈しむという意味もある。単なる誇りって意味だけじゃ足りない言葉なんですよね。

たくさんの糸が織られて模様を描いてく…
たくさんの気持ちが組み紐みたいにして言葉になる…単純になんて、なるはずがないよね。そこに人生の妙味がある。

方言ひとつにしたって…心憎い。

魚心に水心…なんてのもね。

日本って、とても情緒に溢れる国。
それを忘れちゃ、甲斐無しだ(笑)

そんな文化が、私たちの根っこ。
だけども浮世は移ろい易いねぇ(苦笑)

日本人の心を蘇らせてくれる…
『素敵』な作品でした✨
キャストが意外とすごい
大泉洋をみるとすごく安心する
面白かったしいい話だった
KazukiGoto

KazukiGotoの感想・評価

3.7
普通にめちゃくちゃ面白かった

大泉洋最高すぎる笑

そして、この時代が好きすぎる
Hello

Helloの感想・評価

3.9
意外に?時代劇で聞き取れないとこもたまに。
その分、時代背景の描写に説得力があって引き込まれ男なった。
Hiko

Hikoの感想・評価

4.3
大泉洋キメるところはしっかりキメてきて、陽気なカッコいい役者さんだなぁ…
友達に勧められて見たけど、とても話が凝ってて面白かった。
入り組んだ人間関係をうまく切り離して構成して、とてもわかりやすく2時間でまとめてあって見応えがある!
時々、言葉が難しいですがおもしろかったです。
昔はこんなあからさまな男女差別があったのかと勉強にもなりました。
今では紙1枚で済んじゃうのにね。
キャラ一人一人たってて、それぞれのストーリーがぐっときました。
特に堤真一さんのところとか。
最後生きてたんかいwというツッコミは置いといて(笑)
Mi

Miの感想・評価

3.8
コメディだと思ってたが、テーマはかなり重めだった。それでもストーリー全体通して、見やすい雰囲気を作っていたのは信次郎であり大泉洋だろう。

時代劇特有の言い回しや名詞がとっつきにくく、初めはやや見るのが辛かったが、流れに乗った後半はさして気にならなくなった。

色んな話が同時進行的に展開される中、それぞれが違った結末で示す意味合いが違うがいい。ラストの狂犬との戦いは最近でも類を見ないほどハラハラさせられた。
panco

pancoの感想・評価

3.5
満島ひかりの演技は素晴らしい!
あの話し方がホントに好きだなぁぁぁ
グッと引き込まれる🤩🤩🤩

大泉洋の長台詞も素晴らしかったです。
彼が台詞を言うと笑ったり、
ジーンって心に響いたり、
ホントに演技が上手で目が離せないです!

ただ、言葉が難しい!
ちょこちょこわからんことがある。。

でも、よき映画でした!!
鎌倉にある東慶寺。
古くから尼寺として独自性を守ってきた異質の存在。
この寺の役割とは何なのか、縁切寺と呼ばれる所以は?
セリフは全て落語のようで、聞き取り難易度高い!けど笑いあり涙あり。
邦画ってイイなと思う作品。
>|