H4Y4T0

ドクター・ストレンジのH4Y4T0のレビュー・感想・評価

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)
4.1
MARVEL界屈指との呼び声高い至高の魔術師Dr.ストレンジ(1963〜)
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)もいよいよ佳境、フェイズ3突入と同時に正式加入。待望のスーパーヒーローが遂にスクリーンデビュー。

いやー楽しかった、これは劇場で観て正解でした。
フォロワーさん達の助言通りIMAX鑑賞、とはいかず諸事情により2Dでの鑑賞に至ってしまったのですが、それでも余力ある映像体験を存分に楽しむことができました。
2018年公開のアベンジャーズ3作目『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』への参戦も確定。
サノス討伐のキーマン・ウェポンとなること請け合い!

特筆すべきは圧倒的な映像表現。迫力・スケール・艶美さはさることながら、現代技術の進歩に伴い可能な限りのCG・SFX・VFXといった視覚効果をこれでもかというくらいに駆使しており、アメコミ実写映画のそれを遥かに凌ぐ完成度の高さ。
是非この高度な映像技術を他でも流用して頂きたい。

監督はSF映画『地球が静止する日』やホラー映画『フッテージ』等で知られるスコット・デリクソン。
はて本作においてデリクソン要素は一体どこに?と勘繰ってしまいそうにもなるが、マーベルスタジオ&ウォルト・ディズニー・スタジオ、この二大巨頭の助力あってこその脚本・演出と銘打って考慮すれば十分に頷ける。
制作会社と配給会社の”圧”に屈することなく、常時ウキウキ気分で撮影に臨むデリクソン監督の姿が目に浮かぶ。

ベネディクト・カンバーバッチにストレンジ役のオファーを依頼する前にジャレッド・レト、ホアキン・フェニックス、ライアン・ゴズリングとの面会もあったらしいのだが、かねてより”ベネカン一筋”なスコット・デリクソンの熱望が叶った事実もこれまた一つの功績として讃えたい。
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