親戚にALSが発症して無くなったおばさんがいました。祖父から聞いたおばさんのあまりにも早い死に、誤嚥とか何かあったのかなと思いました。
宇宙兄弟ではシャロンさんは生きることを望み続けているから。人工呼吸器を付けて少しでも長く生きるという選択肢が当たり前なのかなと勝手なことを思っていました。
この映画で、彼女は人工呼吸器をつけませんでした。最後の時まで自分の口から言葉を紡いで、ありのままの自分でい続けました。
愛おしい人への負い目、迷惑をかけたくなくても1人では何も出来ない辛さ。
私だったら自分を保つことができるだろうかと、とても考えさせられた映画でした。
この映画は恋愛映画でもあり、信頼と友情についての映画でもあります。
彼女が、ヘルパーのベックに出会えて心を通わすことが出来て良かったと思います。
つらく悲しい映画ですが、前を向いて生きようと、勇気をもらえる映画だと思います。