炒飯

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックスの炒飯のレビュー・感想・評価

4.6
Blu-rayが届いたので、このタイミングで感想を。

MARVELシリーズにおけるGoGの立ち位置は単純に言えば、宇宙担当ですが、核となるのは多様性だと思います。

数あるヒーロー、チームがある中でGoGがなぜこの大事なタイミングで映画化??
と素直に思いました。
本誌では、あまりチーム内のキャラクターが定着もせず(アイアンマンがメインでいたり、今後映画化が予定されているキャプテンマーベルというキャラがメインでいたり)、目立ったヴィランもいないこのチームが、勢いに乗っているMARVELユニバースの仲間入りを果たすなんて僕は思ってませんでした。

しかし、vol1.vol2と見る事で、1番肩の力を抜きながら、MARVEL関係なく一本の映画として見れるのはGoGシリーズであり、また、本誌にもそこまで大筋のストーリーが無いからこそ、キャラクターやストーリーが濃いMARVELユニバース内のつなぎ目として機能しながら、なおかつチーム内のキャラクターや、宇宙を舞台にしてるからこその奇抜な色使いでかなりのインパクトを残す映画になってるのだと思います。

トレッキーには怒られそうですが、スタートレックの様な多様性がJ.ガンの構想やストーリー次第で備わっていく=それ次第でいくらでも化けるシリーズなんだなと。

ネームバリューがあればあるほど、期待のされる原作ありきのMARVELユニバースの中で1番自由に、1番万ウケも狙えて、1番トリッキーな動きが出来る

クセのあるキャラクターの土台をしっかり描いたGoGvol1、そんなシリーズの脂の乗った二作目、玄人には分かりやすすぎるストーリーですが、三作目やアベンジャーズへの正式参戦に向けては大成功の二作目だったんじゃないでしょうか。
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