『インファナル・アフェア』のアンドリュー・ラウ監督作で、そのインファをリメイクした『ディパーテッド』のスコセッシがプロデュースした実録モノ。
子供の時に米国に密入国したソニーとスティーヴンは中華系ギャング団「青龍」に入り血みどろの世界でのしあがっていくが、白人を殺害したことから追われる身に。
とことんエゲツない拷問シーンなど、観る人を選ぶ作品ではあるが、ラストのインファナル・アフェア感はなかなか衝撃的でインファより無間道な世界に驚愕するが、しかしこのラストのドンデン返しは一方で唐突感もハンパなく、やるならもっとシナリオを練ってほしかった。
尚、スコセッシ絡みのためか、レイ・リオッタも登場します。